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| ブラッシングの後のうがいの仕方を変えるだけで虫歯が予防出来ます! |
フッ素の力を活かしましょう?
| フッ素はお子様のための虫歯予防だけではありません。大人の歯も守ってくれます。
フッ素による虫歯予防効果は非常に高く、20%〜40%の虫歯発生抑制効果があると言われています。
このため、最近では市販の歯磨きペーストにはほとんどの商品にフッ素が配合されています。
しかし、歯磨きペーストに配合されているフッ素が十分に効果を発揮するためには、ただ歯磨きに使用するだけでは、大きな効果は期待出来ません。
十分な虫歯予防効果を引き出すためには、正しい使い方が必要です。
フッ素は、フッ素が存在する場所によって以下のように虫歯予防に働きます。
◆歯面、唾液、粘膜表面、歯垢などに保持されるフッ素
歯質の脱灰抑制と再石灰化促進
◆歯垢中にしみ込んで、残っているフッ素
虫歯菌の酸産生抑制作用、歯質の脱灰抑制と再石灰化促進
◆歯に直接塗られたフッ素
歯の結晶の強化、安定化作用(酸に強い歯になる)
虫歯菌が糖を食べて、酸を作り口の中が酸性になると、ミクロの世界では歯の表面からカルシウムイオンが唾液中に溶け出して、一時的に虫歯になった状態になります。これを脱灰と言います。しかし、このあと、唾液の作用(緩衝作用)によりお口の中が徐々に中性に戻ってくると、今度は歯の表面に再びカルシウムが戻り、沈着して修復されます。この現象を再石灰化といいます。
虫歯はこの脱灰と再石灰化のバランスが崩れ、脱灰量が徐々に多くなって行くことにより進行します。

フッ素にはこのような一連の反応の中で、歯からカルシウムが出てしまうのを防ぎ、またその逆にカルシウムが歯に戻るのを助けてくれる作用があるのです。
*なお、フッ素はあくまでお口の中で作用するものであり、食べても虫歯予防効果はありません。一度に多量に飲んだり食べたりすると中毒を起こす物質なのでこの点には十分ご注意下さい。
お口の中でフッ素が効力を発するには、フッ素の濃度が0.05ppm〜0.1ppm程度に保たれていなければならないことがわかっています。ちなみに1%の濃度が10000ppmになります。
歯磨剤中のフッ素の効果を十分に引き出すためには、ブラッシング後もお口の中である程度の時間、上記の濃度が保たれるような使い方をしなければ、せっかく配合されているフッ素の効果がありません。
勿論ブラッシングだけでは虫歯予防は出来ませんが、フッ素が虫歯予防の強い力になってくれることは間違いありません。今日からさっそくブラッシングの方法を、ちょっとだけ変えてみて下さい。
また、知らない人がいたら是非教えてあげて下さい。
◆フッ化物配合歯磨剤の効果的な使用法◆
一般的な方法(スウェーデン、イエテボリ大学方式)
歯磨剤は歯ブラシの2/3程度はつける。
歯磨きが終了したら、たまった唾液を吐きだし、10cc程度の水を口に含み1分間ほどお口の中をまんべんなく回す。
そのまま水を吐き出してブラッシングは終了。
以降2時間程度は飲食を控える。
ダブルブラッシング法(歯磨剤の味や発泡剤が嫌いな人の場合)
1回目
歯磨剤を使用しないで、カラ磨きで十分歯磨きをしてプラークを除去し、十分洗口する。
2回目
フッ化物配合剤をつけてまんべんなく歯に塗るように短時間ブラッシングし、軽く1回少量で洗口して終了。
以降2時間程度は飲食を控える。
お子様の場合
上の前歯がはえはじめたら、フッ化物配合歯磨剤を使用して下さい。
保護者の寝かせ磨きになりますので、ジェル状のものや、少量で有効な950ppmの泡状のものがお勧めです。まだ、うがいが出来ないので残留物を飲み込まないようガーゼなどで拭ってあげて下さい。
自分で磨けるようになったお子様でも、誤飲による事故を防ぐため、歯磨剤を飲み込まずに、吐き出しが出来るようになってからの使用をお勧めします。
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