体にやさしいジルコニア
自然な色調でとてもきれいで、体に優しく丈夫なジルコニア。スペースシャトルの外壁のタイルにも使用されています!
メタルセラミックとジルコニアセラミックの違い
従来から使用されていた、保険外の歯と同じ色の被せ物は多くの場合、皆さんはメタルボンドとかセラモメタルクラウン、あるいは陶材(ポーセレン)の歯と言った説明を受けられていたと思います。これらは、削った歯にぴったりするように作られた金属のキャップのようなものに、セラミックを盛り付けて作られます。
一方ジルコニアセラミックはこの金属の部分の代わりに、白くて半透明のジルコニアを使用して、ジルコニアにセラミックを盛り付けて作られています。
なお、一部では従来から、オールセラミックと称して金属を使用しないセラミックだけの歯もありましたが、残念ながら強度が十分でなく応用できる症例が限られていました。
| 従来からあるメタルセラミック \105,000 | 最新のジルコニアセラミック \130,000 | 最新のジルコニアセラミック \130,000 |
ジルコニアとは?
ジルコニウムの酸化物である酸化ジルコニウム(ZrO2)のことで金属のジルコニウム(Zr)が酸化した白い粉末状のセラミックです。ジルコニアは金属ではないため、アレルギーの心配が無く、生体親和性の高い安全性の高い材質であるだけでなく、とても丈夫な性質を持つ上に金属などと比較してとても軽い材料です。
身近なところではCMなどでよく見かける白いセラミック製の包丁などが挙げられます。また、スペースシャトルの外壁(耐熱性)や人工ダイアモンド、人工関節などにも使用されています。
この材料を歯科の被せ物に応用したものが、ジルコニアセラミックといわれるものです。
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| 従来からあるメタルセラミック \105,000 | 最新のジルコニアセラミック \130,000 | 最新のジルコニアセラミック \130,000 |
主な特徴
ジルコニアは金属材料に取って代わる材料として世界ですでに年間500万本以上の補綴物として使用されています。細かい結晶からなるこの結晶体は、高強度かつ高靭性を有し、滑らかに磨くと他のセラミックにはない光沢を放ちますので、自然で美しい被せ物を作ることが出来ます。
☆金属を全く使わない体にやさしい治療
お口の中に入る材料は何といっても安全性が第一です。お口の中は常に湿っているので、金属にとっては腐食しやすい過酷な環境です。ジルコニアは金属を使用しないので金属アレルギーの心配や、味覚の変化や溶け出した金属による身体への悪影響の心配がありません。また、ジルコニアは金属に比べて非常に軽いのも特徴です。
現在ある歯科材料の中で最も体に優しい安全な素材です。
☆従来から使用されてきたセラミックの約10倍の強度
曲げ強度従来のセラミックの約10倍の曲げ強度
| ジルコニア | 900~1200MPa |
| アルミナスポーセレン | 80~100MPa |
ジルコニアもセラミックも経年的に強度が低下し、10年では50~70%程度まで低下することがわかっていますが、ジルコニアは仮に強度が1/2に低下したとしても従来のセラミック以上の強度を持っていますので安心です。
☆見た目がとても自然できれい
半透明で内部に光が通るので、従来のメタルセラミックと比較にならない位見た目が自然できれいです。
歯ぐきとの相性も大変よく、かぶせ物と歯ぐきの境目がとても自然に見えます。
仮に、年齢とともに歯ぐきが下がってしまっても、かぶせ物と歯ぐきの境目に黒い影が出来てしまうことはありません。
さらに表面のセラミックがかけたとしても、白い素材なので従来のメタルボンドのように金属が見えてしまう様なことがなく、見た目も安心です。
製作方法
コンピューター制御でCAD/CAM技術で作られます
従来のメタルセラミックの内側のキャップは、模型上でワックスで作った型を鋳型にして鋳造して作ります。そしてその金属のキャップの上に技工士さんがセラミックを何層にも焼き付けて作られています。
一方ジルコニアセラミックの内面のジルコニアのキャップの加工はコンピューターで行います。
まず、型取りをして作った削った歯の模型をコンピューターでスキャンし、そのデータをもとにコンピューター上でキャップの大きさや形のデザインを決めます。

ゼノシステムのデザイン画面(大信貿易)
そしてそのデザインのデータから、CAD/CAMのシステムでミリングマシーンと言うコンピューター制御の機械でジルコニアのディスクを削りだしてキャップが作られます。
ゼノシステムのミリングマシーン(大信貿易)

ジルコニアディスク(大信貿易ゼノシステム)

ゼノシステムの加工例(大信貿易)
最も大切な最終工程は信頼できる技工士さんが手作業で行います。
上記の工程で製作されたキャップに、専門の歯科技工士さんが手作業で時間をかけ、少しづつセラミックを焼き付けて歯を作ります。
実はこの作業がとても複雑で、テクニックの差が製作物の出来栄えや耐久性に大きく影響を与えます。
色や色調の異なる多くの種類のセラミックを何層にも重ねて焼き付けて、その患者様の他の歯に色や色調、形態を合わせて自然な歯に仕上げて行きます。
とても繊細で複雑な上、時間もかかる大変な工程ですが、皆様の笑顔を支えるとても重要な工程です。
これらの作業は通常、技工士さんが型取りをした模型と医院から指示された色見本の色の指定のみで行われますが、この情報だけでは繊細な色調やその患者様の個性やご本人のご希望を性格に表現する事は出来ません。
当院では多くの場合、治療部位や患者様のお顔の写真などのデジタルデータを、技工士さん、そして患者様と共有し、患者様が十分満足出来る美しい歯が再現出来る様にしています。
また、複雑な症例では患者様に直接技工所へ行っていただき、自然光が再現された専用のシェードテイキングルームという所で、セラミック担当の技工士さんに直接歯の色や色調を見てもらい、色調や形態を決めさせていただくこともあります。
*当院の審美歯科治療の技工物は審美技工、インプラント技工専門の自由通りデンタルラボラトリーに担当していただいています。とても精密で、美しい技工物を作っていただけるので、多くの患者様にご満足いただけています。




















